プロダクトの強みをより分かりやすく。トイレマジックリンのショートムービー戦略
施策の概要
- 概要
- ショート動画を活用した認知施策
- 目的
- 認知拡大/購買促進
- 媒体
- TikTok・Instagram Reels・YouTube Shorts
- 実行施策
- クリエイタークリエイティブの制作・投稿/広告配信
- 導入の背景(課題)
- 新商品のローンチにともない、ユーザーの理解や関心を高めるため プロダクトの強みを動画広告で分かりやすく伝える必要があった
- 実行した施策の効果
- 同社の他広告と比較して約152%のエンゲージメントを獲得
- POS向上にも貢献
プロジェクトの目的
トイレマジックリン こすらずスッキリ泡パックの商品認知を拡大することに加えて、実際の購買につなげること。
戦略の要点
ショートムービー広告を選んだ理由
他手法と比べてクリエイティブの拡散力が高いことと、動画であるため動きの中で商品特長をわかりやすく表現できることから、ショートムービー広告の実施を決定した。
また、より多くの視聴者に対してリーチとフリークエンシーを確保することを目的に、媒体はTikTokに閉じずInstagram ReelsやYouTube Shortsにも転載・投稿した。
クリエイティブのポイント
トイレマジックリン こすらずスッキリ泡パックには、主に下記のような特徴がある。こういったプロダクトの強みを、ユーザーの興味関心を醸成しながら伝えなければならなかった。
- 「泡パック」の吸着力
- 「泡もち吸着泡」はひっくり返しても泡が落ちないこと
- 「泡パック」の汚れ落ち:泡が汚れにピタッと張り付いて、こすらず汚れを落としてくれること
そこでクリエイターごとの特性を活かし、それぞれ異なるアプローチを行った。
加えて、クリエイティブの投下順序を、
- 認知度の高さや発信力・影響力に強みのあるトップクリエイター
- 視聴者の目線に立ってより実践的に購買を促進できるミドル・マイクロクリエイター
とすることで、「興味喚起 → 購買意向の底上げ」というプロモーションスキームに仕立て、
視聴者にとって「話題になっていたものを自分に身近な人も使っている」というイメージが最大化するような戦略を敷いた。
【でんじろう先生】
商品の特長や使い方を分かりやすく伝えて商品への関心や利用意向を高めるため、 身近なものを使った科学実験で興味喚起した。
【修一朗さん】
「福岡から東京までトイレ掃除しにきてもらう」という企画で興味喚起し、泡パックの商品特長や便益理解に繋げた。
【ガダバウツさん】
泡パックがもつ泡のインパクトや商品便益を、CM風なショート動画でダイナミックに表現した。
【ライフハッククリエイター】(合計13名 ※一部抜粋)
- kaho さん
- たろう|一人暮らし塾 さん
- Su-☁️/快適な同棲暮らし さん
丁寧な暮らしを発信するクリエイターから、より実践的かつ日常に即した形で使用方法や商品便益を伝え、視聴者にとって手触り感のある訴求を行った。
得られた成果
一部クリエイティブでは同社の他広告と比較して約152%と高いエンゲージメントを獲得したと共に、POS向上にも貢献し購買促進にも成功した。